生活はかなり過酷
障害を持つ人との生活は、想像以上に過酷な物。頭では理解しているとはいえ、理性が追いつかず、時に酷い行動を取ってしまう方もいらっしゃいます。攻めるつもりはありません。でも「酷い行動を取る」ということは、かなり追い詰められている証拠と言えるでしょう。
焦りは禁物です。大変難しいことを申し上げるようですが、でも事実。焦れば焦るほど、もっと泥沼にはまります。だからこそまずは深呼吸。そして、どっしりと構えてください。
自分を責めないこと
まずは、自分を責めないことです。酷い行動をすれば「何てことをしてしまったのか」と、ものすごい後悔の波が押し寄せて来るでしょう。当然ですが、どんな理由があっても相手を傷つけるような行動は絶対にゆるされるものでは、ありません。でも感情は理性を超えて、自分でも思いもよらない行動を引き起こすことも…。
やってしまった過去は、どうしても変えられません。もちろん反省できるところは反省をし、自分を無暗に攻めるのは今日でやめましょう。そして、しっかり「ごめんなさい」と謝ることも必要です。
理解をする
次に理解です。はた目から見ると怠けているように見えていても、実は症状の1つである可能性がかなり高くなっています。障害を持つ人が今どういう状況で、どういった気持ちにあるのかについては、本人でしか分かりません。
健康的な人にとっては「当たり前」に出来るこうどうでも、障害を持つ人にとってはものすごく難しい事。例えるなら「超難関大学の試験を満点で合格しなさい」と、突きつけられているようなものです。
コミュニケーションをしっかりと
藤沢では、障害を持つ人の為に自立支援に力を入れています。支援に頼るのも、1つの選択肢。でもお互いにしっかりとコミュニケーションが出来ていなければ、せっかくの支援も無駄になってしまう恐れがあります。
いきなりスムーズにコミュニケーションが取れれば、誰も苦労はしません。出来ることから少しずつ。1歩進めるようになったら、次は2歩進められるように頑張っていきましょう。