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長野県で生産されるりんごの主な種類とは?

長野県は全国二位のりんごの名産地です。
そのため、多くのりんごが生産されて全国へ発送されています。
このような状況なので、りんごも多くの品種を生産しているのも特徴です。
今回は、長野県のりんごの主な種類について解説していきましょう。

長野県で生産される主なりんごの種類とは?

長野県で生産される主なりんごの種類は次の

1.サンふじ:甘味が強く、歯ざわりも良く、ジューシーで黄金の蜜入り。
2.秋映(あきばえ):早い時期から出荷される。爽やかな酸味と甘みのバランスが良い。歯触りもはっきりした品種。
3.王林:黄色系のりんご、酸味の少ないふわっとした甘みが特徴。
4.紅玉:古くから生産されてきた品種。しっかりした酸味が特徴で根強いファンも多い。
5.陽光:糖度の高さと濃厚な味わいが特徴で、歯触りも良い。

主にサンふじが多く出荷されていますが、シーズン初期の10月上旬は秋映がたくさん東京へ出荷されています。
これら以外にも多くの品種が生産され、時に青森県名産のつがるも長野県で流通していることがあります。

長野県で注目のりんご三兄弟とは?

サンふじや秋映、王林、紅玉などの従来の品種以外にも近年長野県ではりんご産兄弟と呼ばれる品種を生産し、出荷しています。
その三兄弟とは、次の3品種のことを言います。

1.シナノスイート:秋映と同じく10月の初旬から出荷される。濃厚な甘みに特徴がある品種。メジャー品種であるつがるとふじの交配種。
2.シナノドルチェ:9月下旬には出荷できる品種。シャキシャキ感の強さが魅力。赤みが強い。
3.シナノゴールド:三兄弟で唯一の黄色。爽やかな酸味と強い甘みが特徴。日持ちする強みもある。

以上の三品種がりんご三兄弟と呼ばれるブランドで出荷されています。
ただ、近年は生産量が少ないもののシナノホッペと呼ばれる品種も出荷され始めました。
この品種は11月中旬と、ふじに近いシーズンで出荷される遅めの品種です。
バランスの良さが特徴で、酸味と甘みが程よく、それでいて果肉もシャキシャキしています。
さらに香りも出やすいので、切れば部屋中にりんごの香りが漂います。

このように長野県では新しい品種が次々に生産されているのです。