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ビジネスにおける「できない」理由を考える

社会人になり、仕事での活躍が認められて昇進。


部下を持つことになったが、なかなか思うようにチームとしての仕事の成果に繋がらない。


そんな悩みを持つビジネスパーソンは沢山いるのではないでしょうか?

 

どの世代にも当てはまる「仕事におけるできない理由」を考えてみましょう。

 

できない理由は4つしかない

私が考えるできない理由はほとんどの場合、以下の4つに当てはまります。


①身体的または体力的理由でできない
②やる気がない
③やる気があってもやり方がわからない
④やり方を知ってるが意図的にやってない

 

私もこれまで老若男女さまざな部下と接してきましたが、必ずどれかに当てはまりました。

それぞれの具体例

① 身体的または体力的理由でできない
これは簡単にイメージできますよね。


人間の体格や体力には個人差がありますから無理なものは無理!という事は必ずあります。


(例)華奢な女性に体力自慢の男性でも持てない荷物を運ばせる。


②やる気がない
これも簡単です。


目の前に取り組むべき業務があってもやる気がなければやらないのは当然。


モチベーションが上がる仕掛けが必要です。


③やる気があってもやり方がわからない
若手社員には1番多いパターンがこれでしょう。


やる気はあっても初めて触れるシステムはコントロールできませんし、マニュアル化されたルーティンを全く知らないのでは力を発揮できません。


この場合は、将来ビジョンの設定を元に、逆算するように教育プランを立てましょう。


期限の設定は必要ですし、より具体的にタスク化できればあとは実行するのみ!です。


タスクに取り組む際も、伝えたからOKではなく一人でできるまで気長に付き合う事が大切です。


④やり方を知ってるが意図的にやってない
実はこのパターンが1番厄介だと私は思います。


このパターンに当てはまる人は、仕事の理解度は高く器用になんでもこなすタイプの人が多いです。


様々な人間関係にアンテナを張り、意図的にやらない理由を見つける作業が必要です。


一旦、力を解放し始めたら一気に組織にとって頼りになる人材に育つでしょう。

まとめ

会社や取引先にもいろんな人がいます。


性格も体力も違う中で何に焦点をあててマネジメントするべきでしょうか?
私はモチベーションだと思います。


高いモチベーションを維持できれば自発的な学習が期待できますし、かんたんに諦めない気質が身に付きます。


それが内的モチベーションである事が望ましいです。


お金や昇進が第一目的ではなく、仕事を通じて自らの達成感や組織への貢献を感じる人は、優秀なビジネスパーソンになれるでしょう。