人生100年時代と言われる昨今、趣味を持たない人生はつまらないと思いませんか?
ひと昔前ならば人間しか出来なかったことを今やAIが変わって行う時代となり、生涯仕事で生きがいを見つけることも難しくなっています。
ただ、40歳を超えて新しいことを始めるとなると気が乗らない方も多いはず。
今から若い方に教えを乞うなども面倒に感じたりするので致し方ないことかもしれませんが、そんな場合に最適な趣味が「釣り」です。
費用も手間もかからずに始められる釣りの面白さをご紹介したいの思います。
テレビの釣り番組を見ていますと早朝から沖合に船を出し、50センチ越えや1メートル越えの大物を狙うというたぐいの企画ものが多いですが、さすがにこれは初心者がすぐには出来るものではありません。
ある程度の熟練が必要になりますし、そもそも船を出すのもお金がかかります。
ただ、釣りにはいろんなやり方があり、「波止釣り」という簡単な釣り方がある事も知っておいて損はありません。
波止釣りとは「波止場からの釣り」のことで、要するに船に乗らず、陸上から海に向かって竿を出して釣りをする手法のこと。
この場合、費用はほぼゼロと言っても大げさではありません。
最低限の道具(竿や仕掛け、エサなど)は買わなければなりませんが、近年こういったものは100円ショップでも買うことが出来ます。
なので専門的な知識は必要なく、100円ショップの際や仕掛けは種類も多くないのですぐにつけ方などは分かります(ユーチューブやネットに初心者向けのハウツーが山ほど出されています)。
ちなみにこういう仕掛けではさすがにテレビの釣り番組のような大物は期待出来ませんが、竿に魚がかかり、「クックッ!」という感じで竿から魚が仕掛けにかかった感触を楽しむことが出来ます。
「何だそれだけか・・・」と思う方は、ちょっと待ってください!釣りの醍醐味は魚が仕掛けにかかった時に感じる手ごたえなのですよ!どんな大物釣り師に聞いてもそれは同じで、この瞬間のドキドキが忘れられず、釣りにハマるパターンがほとんどなのです。
まとめ
中国には「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい」「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい」「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい」「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」ということわざがあります。
これが言わんとすることは、何度か釣りに行き、魚を釣る喜びを知れば分かるようになるでしょう。
ことわざの解釈はいろいろあるでしょうが、要は「釣りは奥が深く、一生かかっても謎の部分も多くて研究のし甲斐がある」ってことでしょうか。
なので40歳から釣りを始めても決して遅くなんてないのです。