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成長できる仕事、金属加工

日本の町工場の技術は、よくテレビで取り上げられるところです。よくマスメディアに出るのは、東京や大阪の下町ですが、当然、町工場は全国各地に存在しています。例えば、群馬県産業経済部のウェブサイト「ぐんまの優れたものづくり企業」では、機械加工、プレス加工などの分野ごとに、320社ほどの製造業者が紹介されています。今回はその中でも群馬の「金属加工」の仕事について、内容や魅力を探ってみます。
金属加工のメインの仕事内容は、工作機械を用い、設計図面を基に鉄やアルミ、ステンレスなどの金属材料を「切る」「曲げる」「穴を開ける」といった作業で加工することです。工作機械の機能や性能にもよりますが、中には技術や資格が必要な場合もあり、一人前の仕事をできるようになるまでに数年間かかる場合もあります。逆に言えば、工場内にあるさまざまな機械、装置に触れながら、少しずつ成長できる仕事とも言えるかも知れませんね。

仕事の成果が形になる

金属加工の主な仕事は、上記のような作業ですが、もちろん、その周辺の仕事も誰かがやらなければなりません。むしろ、最初は下働きとして、そうした仕事が多いでしょうね。例えば出荷やピッキング、発送などの業務を任されることもあります。工場の規模や扱う物の大きさなどにもよりますが、フォークリフトの運転や溶接系の資格を取得すれば、少しずつ自分ができる仕事の範囲は広がることでしょう。
もっとも、メインの金属加工も機械による作業になりますから、一度仕事を覚えてしまったら、職人技を覚えられる手先の器用さというよりは、真面目に淡々と作業をこなす力が求められるかも知れませんね。
さて、そうした金属加工の魅力は、やはり自分の努力が形になる仕事ということでしょうか。ものづくり全般に言えることですが、仮にそれ自体は小さな小さな部品でも、それがないと最終製品は完成しないのです。そのため、自分の仕事を通じて、人々の生活を豊かにしているという満足感は得られる仕事だと思います。