愛媛県松山市は住みやすい土地として四国で4年連続1位を取るなど、市民から愛されている街として知られています。
しかし、近年の少子高齢化社会により松山市にもお年寄りが増え、毎日を健康に暮らせず薬や医療処置を受けながら生活する人も増えてきました。
今回は、地域の人の健康・生活を支えるための薬局を開業するための方法についてご紹介します。
松山市の薬局に対する需要は？
はじめに、松山市における人口について見てみましょう。
松山市の報告によると、人口は50万人程度ですが徐々に減少傾向にありますが、高齢化率は28.8%と高い傾向にあるため、需要は高いと考えられます。
また、松山市の薬局開業数は年間40件ほど開業されており、薬局・医療施設薬剤師数と人口も日本国内の状況を比較的似ていると言えます。
そのため、松山市の薬局に対する需要は他県と平均程度となります。
開院予定のクリニックを探そう
薬局を開業する際には、周辺に開院予定のクリニックの存在を把握することが重要です。
開院するクリニック付近に薬局を開業すると、院外処方として安定した集客が可能となります。
求人サイトや地域情報誌などでは、オープニングスタッフ募集や、開院情報が載せられていることもありますので、定期的に確認しておきましょう。
開業する診療科目のクリニックは、それぞれの診療方針や特徴が異なります。
適切なクリニックとの協力関係を築きながら、薬局の存在感を高めていきましょう。
ただし、クリニック側も薬局を同じ系列店で用意する場合は、既に開業が決まっている場合もありますので注意が必要です。
薬局開設許可申請を行う
薬局を開業するには「薬局開設許可申請」が必要です。
松山市保健所が受付窓口となっていますので、必要書類を準備した上で申請を行いましょう。
申請には手数料や必要な添付書類も多くあるため、不明点があれば窓口である松山市保健所に都度相談すると良いでしょう。
