RC造(鉄筋コンクリート造)、SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)は、耐火性、耐久性、耐震性に優れた建造物です。
鉄筋を組んで型枠を作り、その中にコンクリートを流し込みます。
鉄筋は引っ張る力が強いが熱に弱い、コンクリートは引っ張る力は弱いが圧縮力が強く熱にも強い。
二つの素材を組み合わせることで、それぞれの素材の弱点をカバーしあい、高い強度と優れた気密性を保つことができるのです。
鉄筋の種類
鉄筋には丸鋼と異形鉄筋があります。
丸鋼は表面に凸凹した突起がない鉄筋で、異形鉄筋は表面にリブや節と呼ばれる凸凹がついた鉄筋です。
凸凹がついている異形鉄筋の方がコンクリートと密着しやすいので、コンクリート補強用にはこちらの異形鉄筋が使われるケースが多いです。
神奈川で鉄筋鋼材を販売している会社では、異形鉄筋を主に取り扱っています。
異形鉄筋は強度や性質の違いで5種類があり、用途に応じて使い分けられています。
鉄筋の作り方
鉄筋はどのようにして作られているのでしょうか。
鉄筋の製造方法には電炉法と高炉法があります。
日本国内では電炉法により製造された鉄筋が大半を占めています。
電炉法で使われる原料は鉄スクラップです。
屑鉄を溶かして鋳造します。
屑鉄の再利用で造られているのですから、エコですね。