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おいしい牛のルーツは大体但馬牛!「但馬牛とは」から「おいしい食べ方」まで

神戸牛、松坂牛、近江牛などおいしいお肉はたくさんありますよね。
でも、そんなおいしいお肉のルーツがすべて但馬牛であることを知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回はそんな但馬牛をご紹介致します。

但馬牛とは

但馬牛とは、兵庫県で産まれ、役牛としても愛された黒毛和牛のことです。
平安時代の初期のころは、田畑を耕したり、人や物を運んだりすることに役立っていました。
明治時代に入ったころには、牛肉を食べる文化が広がっていたため、但馬牛は神戸肉(神戸ビーフ)として海外の人にも人気があったようです。
一度、絶滅の危機に陥りましたが、兵庫県美方郡香美町の方に4頭だけ純血種が残っていたため復活することができました。
今では但馬牛を素牛として、松阪牛や近江牛など、有名なブランド牛が名を馳せています。

但馬牛の特色

但馬牛の特徴は、赤身と脂の旨さが絶妙で、サシがきめこまかく口の中でとろけることです。
小型で力の強い但馬牛は、但馬地方で古くから農作業や運搬に使われてきました。
牛肉を食べる風習が表向きにはなかった鎌倉時代には、『国牛十図』という優れた牛に関して書かれた書画の中で「腰や背ともども丸々として頑健」と書かれています。
その血統は今も受け継がれており、皮下脂肪の少なさと、優れた肉の味、赤身にきめ細かく入ったサシは肉の味と相まってとろけるようなおいしさを引き出してくれます。

但馬牛のおいしい食べ方

・ステーキ
但馬牛の最もポピュラーな食べ方は、但馬牛の柔らかな肉質を味わえて、サシのおいしさを引き立たせるステーキです。
加熱することで、サシと肉の旨味が溶けて混ざり、良質なおいしさを醸し出します。
焼き加減はレア~ミディアムがお肉の柔らかさを感じられるのでおすすめです。
・すき焼き
寒い時期におすすめなのはすき焼きです。
赤身の肉の中にたっぷりサシが入った霜降り肉が自慢の但馬牛は、しっかりとした肉の旨味があって、柔らかい肉質なので、すき焼きにも適しています。

他にもローストビーフやハンバーグなどの加工品もあるようです。
最近は専門店に行かなくても、ステーキ用やすき焼き用などの用途別にカットされた但馬牛をネットでも購入できるようなので便利ですね。