静岡市といえば、駿河湾を臨む美しい景観や、世界遺産・三保の松原、そして徳川家康ゆかりの久能山東照宮など、歴史と自然が融合した魅力的な街です。
天気が良ければ富士山がくっきりと望め、まさに“絶景の宝庫”。
そんな穏やかな静岡市でも、健康管理は日常生活の大切なテーマです。
とくに、「循環器科」と「内科」の違いは知っておくと安心です。
どちらも体調不良を診てもらう診療科ですが、対象とする症状や病気に違いがあります。
静岡市の循環器科に行くべき症状とは
「どの症状で循環器科に行けばいいの?」と迷ったことがある方も多いはず。
静岡市内の循環器科でも、よく聞かれるのが“胸の圧迫感”“息切れ”“足のむくみ”といった相談。
こうした症状は、単なる疲労と思われがちですが、実は心不全や狭心症、高血圧性心疾患などのサインかもしれません。
また、「階段を登ると苦しい」「急に脈が速くなる」「顔が青白くなる」といった症状も、循環器系のトラブルが隠れている可能性があります。
循環器科と内科の違いとは
一見似ているようで、実は役割が大きく異なる「循環器科」と「内科」。
内科は、風邪や胃腸炎などの感染症、糖尿病、高血圧といった慢性疾患など、全身の症状を幅広くカバーする“総合的な診療科”です。
一方、循環器科はその中でも心臓・血管系の病気を専門的に扱う“特化型”の診療科。
心筋梗塞、不整脈、心不全、大動脈解離など、命に関わる疾患も含まれるため、専門性の高さが求められます。
症状の違いが微妙なケースも多いため、初診ではまず内科に相談し、必要に応じて循環器科を紹介してもらうという流れも一般的です。
循環器科で判明する病気とは
循環器科で診断される病気は多岐にわたります。
代表的なのは、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、不整脈、心不全、高血圧、大動脈瘤、末梢動脈疾患など。
症状が出にくいまま進行することもあるため、“検査してみたら重大な病気が見つかった”というケースも少なくありません。
静岡市内では、心電図や心臓超音波、24時間ホルター心電図など、循環器疾患を早期に発見する検査体制が充実しています。
とくに生活習慣病の一つとしての高血圧は、放置すると重大な心臓病に発展する可能性があります。