避けられない人材派遣のトラブル
広島市では優良な人材派遣を承っている会社が、いくつかあります。しかしどんなに優秀な会社でも、避けられないのがトラブル。「派遣」とはいえ、対局を見ると人と人とのつながり。どんなに気を付けても、トラブルを避けることはできません。
ただ派遣にまつわるトラブルの中には、少し気を付けるだけで事前に防ぐことはできます。変な負担にならないためにも、事前の回避策についてご紹介します。
制限をかけているのは法律違反
派遣求人の中には、年齢や性別に制限を設けている所があります。募集する側の都合であるのは仕方ないにしても、違法です。年齢に制限をかけていた場合、雇用対策法違反の恐れ。また性別を決めて募集をかけているのなら「男女雇用機会均等法」に反しています。
年齢や性別だけでなく、酷いところになれば人種・居住地・身体的特徴を示唆する表記も…。百歩譲って昭和時代ならあり得た話でしょうが、今は令和時代。時代錯誤も甚だしいものです。もし雇用条件に制限があるのなら、他の派遣会社へ登録することを強くおすすめします。
例外もある
ただし特別なスキルが求められている求人であれば、話は別です。例えば「トラック運転手募集」という求人があるのなら、当然求められるのは「大型車免許」でしょう。派遣かどうかは関係なく、無免許での運転は法律的に許されるものではありません。
応募要件い制限をかけてはならないのは、あくまでも出自や特性によるもの。免許証や作業をおこなう上でどうしても必要となるスキルに関しては、特に制限はされておりません。
ハラスメントの対処法は?
派遣のトラブルでよく聞くのは、ハラスメントです。一昔前と比べると理解は広がりつつあるものの、対策法についてはまだまだ知られていないのが現状。もしハラスメントを受けているのなら、証拠をがっつり押さえましょう。いつどこでどういう形でハラスメントを受けたのかをメモするのも、効果的です。
もし可能であるのなら、ICレコーダーで会話を録音するのも良いでしょう。証拠が揃っているのなら、対応は可能です。万が一裁判となっても、証拠があれば勝利は確定したのも同然です。