土木作業員の現状
土木工事の仕事は公共事業が半数を占めていて、毎年発注は均等にあります。
国が予算を使い切らなければならないからです。
使い切らなければ、次の年から予算が削られてしまうのです。
国の予算で、公共工事の建築関係の8割は土木工事です。
土木工事は安全に生活できるための土台づくりだからです。
作業員の数は減少しています。
少子高齢化と比例するのがひとつです。
雲仙の土木工事の作業員も若者離れがみられます。
きつい、汚い、危険の「3K」のイメージが強いからです。
逆になれば、人が増えると考えられます。
従業員が集めるためには、賃金、休日、福利厚生費等の条件がよいことが必要です。
雲仙で、土木工事に携わる従業員の福利厚生と、教育の充実させることが課題になります。
土木作業員になるにはどうすればよいのか
学歴や資格は特に必要ありません。
未経験でも始められます。
近年では女性も活躍されています。
重機やITなどを使って作業するため、力を必要としない業務もあるからです。
女性の繊細さや、細かいところに気づくという優れた能力も役立てることができるのです。
実務経験積んで取れる資格もあります。
現場監督や責任者クラスになると、必要な資格もありますので経験をつまれて取得するとよいでしょう。
受験資格はなく、誰でも受けられる資格試験もあります。
体力勝負だし、続けられるか心配な方もいるでしょう。
悩む場合はバイトから始めてみるのもよいでしょう。
雲仙の土木工事はアルバイトokのところも募集しています。
短期や日払いのところもあるので、始めるハードルは低くなりそうです。
土木工事は単調な作業が多くなりがちです。
連続した作業は、2時間ごとに10分から15分休憩が義務づけられています。
同じ作業ばかりだと、集中もとぎれてしまいパフォーマンスもさがってきます。
輪番で他の仕事を担当するよう努めている会社もあります。