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橋梁の耐用年数と維持管理

先日のこと、橋梁工事の現場を見かけました。

高所での工事を行っているのを見て、専門職とはいえ感心しました。

日本国内に架かる橋

我が国では、道路橋、鉄橋、水道橋など橋梁の数は数えきれないほどたくさんあります。

日本列島の中央にはアルプス山脈が連なり、日本全国に山があります。

山に降った雨は川となって日本列島を囲む海へと流れていきます。

このような地形から橋の数は膨大な数字となるわけですね。

東京の橋梁

東京だけでも2500を超える橋梁があるそうです。

ざっと思い出すだけでも、多摩川・荒川・隅田川・神田川・石神井川と有名な河川が多く流れ、交通量が半端ない都内の中心を流れている河川には、橋梁の数も多くなるのは当たり前の話ですね。

都内の橋が一本でも通行できなくなったら、たちまち交通マヒが起きてしまうことでしょう。

そのような事態を防ぐために、東京では橋梁鳶の職人さんたちが補修工事を行っているのです。

橋梁の耐用年数

橋梁の耐用年数は年々長期化しています。

かつては橋の耐用年数は50年ほどといわれてきましたが、近年建設された橋梁は耐用年数100年と倍増しています。

さらに古い橋梁についても、最新の技術や材料を用いて補修・補強をすることで、延命化を図っています。

東京には文化的価値の高い有名な橋もあり、また橋の架け替えにはインフラ面でも多大な影響を与えてしまいます。

そのため、5年に一度すべての橋梁に対し定期点検を行い、結果に応じて補修・補強を行っているそうです。