昨今のコロナウィルスによる経済ショックで家計の先行きも不安が残ります。
最近結婚して子供も出来て、貯金や今後必要な費用が気になり、気軽に手を出せる本として手に取ったのがこの本。
『今さら聞けないお金の超基本』でした。
まず、見た目は絵も付いていて、しかし俗過ぎない雰囲気で真面目にお金のことを勉強したいが、堅苦しい本は読みたくないという人にお勧めできる雰囲気があります。
内容も分かりやすくかみ砕かれており、主婦にもお勧めできます。
見出しは7つに分かれており、お金の貯蓄や節約についてから、投資をして増やすことについてまで、幅広いお話が展開されております。
3章の「納める」の欄では、給与などから気が付いたら引かれているような税金についてなど書いており、知見を深めることができます。
本感想では4章の「お金を貯める」と7章「お金を増やす」について少し紹介します。
4章に「お金を貯める」ことについて書かれております。今まではあればあるだけ使う性質であった私ですが、結婚や育児が始まり、そのままでは居られないという危機感がありました。
家計簿は書いていましたが、余り上手く溜まっていかない焦りもありました。
そもそも、貯金は何のためにするのでしょうか。
また、貯金ができる人とできない人の違いとは何なのか。
そういった知識から、貯金に役立つ知識や方法論についてまで、この本では絵付きで分かりやすく解説をしてくれています。
FXや株式投資、投資信託という言葉を耳にすることはあるのではないでしょうか。
しかし、今まで興味を持ってこなかった分それらがどういったものがあるのか、どういう特性があるのか積極的に知識を得ることはありませんでした。
この本では、お金を増やすための投資とはそもそも何なのか、自分に合った投資方法とは何かが分かることができます。
日本では投資について「危ない」という認識が強いですが、諸外国では資産の在り方の一つとして一般的です。
この本で足掛かりとなる知識をつけて、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
私自身、お金について無頓着で生きてきたこともありお金を貯めることが苦手であり、お金を増やすという感覚があまりありませんでした。
そんな中、この本を足掛かりに今後お金を節約し、節約したお金を貯め、貯めたお金を増やすという分かりやすい家計モデルを感じることができました。
現状お金に特段困っているわけではない人も、一度手に取り、流し読みしてみてはいかがでしょうか。
今まで漫然と使っていたお金に対する見方が変わるかもしれません。