道路工事現場や駐車場などで交通誘導をしている警備員。
警備員の仕事には色々な業務がありますが、地域密着型の警備会社では、交通誘導が占める割合は結構高いようです。
愛知の警備会社でも主な業務内容として交通誘導警備があります。
交通誘導警備員
皆さん同じように交通誘導をしていますが、的確な誘導をしている警備員もいれば、中には分かりづらい誘導をしている警備員も見かけることがあります。
それぞれスキルの違いと思っていましたが、実は交通誘導警備員には検定資格があり、検定に合格した「交通誘導警備員A」と検定資格を持たない「交通警備員B」に分かれるそうなんです。
もちろん個人のスキルでも違ってくるのでしょうが・・・
交通誘導警備員Aが必要とされる現場
高速道路や自動車専用道路、国道、都道府県公安委員会が指定する県道では交通誘導警備員Aの配置が必要とされます。
これらの現場では、すべての警備員を交通誘導警備員Aで配置させる必要はなく、各場所ごとに1人以上の検定資格者の配置が必要とされます。
交通誘導警備員Aの資格取得には
交通誘導警備業務検定2級を取得するためには、公安委員会が行う検定試験を受験するか、登録講習機関が行う講習を受講しなければなりません。
講習では最後に終了考査が行われ、合格すると都道府県公安委員会への申請のみで資格が取得できます。
講習には費用が掛かりますが、資格取得者を望む警備会社では費用を負担してくれるところも多いので、利用すると良いのではないでしょうか。