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電気の道を作る架空送電線工事

我々の生活に欠かすことができない生活インフラの一つが電気です。昨年千葉県では台風による災害で長期間にわたる大停電が起き、多くの人たちの暮らしに影響を与えました。あって当たり前の電気ですが、いざこのような事態が起きると、インフラの重要性をあらためて思い知らされます。この時に重要な役割を担ったのが架空送電線工事です。

電気の道

発電所で作られた電気は送電線を通って、山を越え、谷を越えて、途中で途切れることなく私たちの生活する場所まで運ばれてきます。架空送電線はまさに電気の道と言えるでしょう。災害や何らかの原因で途中で途切れてしまうと電気が流れなくなり、停電が起きてしまいます。電気の道を管理するのも架空送電線工事の仕事です。

架空送電線工事

送電線を支えるためには定間隔で鉄塔が必要です。架空送電線工事ではまず鉄塔を建てることから始めます。基礎作りから始め、鉄塔を下から組み立てていきます。ある程度の高さになったらクレーンなどで釣り上げて組み立てます。山間部の工事ではヘリコプターなどを使って資材を運ぶため、鉄塔を一基たてるのにかなりの時間を要することもあります。鉄塔が出来たら送電線を張っていきます。近年ではドローンを使った架線工事が一般的に行われています。